セグメントローテーションが言われて久しいが、とうとう本格的に始まったかもしれない。
本日のセグメント別ランキングでは
〇値上がり率上位:銀行業、小売業
〇値下がり率上位:電気機器、非鉄金属
AI/ハイテク関連銘柄が多い、電気機器、非鉄金属が売られバリュー株である銀行業、小売業が買われた
NT倍率も急速に低下している
個別株を見てみても一世を風靡したキオクシアを筆頭に下落率が大きい
その一方で三菱UFJは時価総額トップに躍り出てきた。
大手の動きもそうだが、今後はモメチンのターゲットになって、さらに高い株価、荒い値動きになっていくかもしれない
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Q:三菱UFJが時価総額1位になった モーメンタムの投資手法を使っている人たちが銀行株も対象にしだすでしょうか
A:可能性は高いですが、「銀行株だから買われる」というよりモメンタム戦略のスクリーニングに自然と入ってくるという見方が適切です。
今回、三菱UFJが日本株の時価総額1位になったことで、パッシブ資金だけでなく、トレンドフォロー型の投資家からも注目度はさらに上がると考えられます。
モメンタム投資では一般的に次のような条件が重視されます。
・過去6~12か月の株価上昇率が高い
・出来高が増えている
・時価総額・流動性が十分ある
・高値更新を続けている
三菱UFJは現在これらをかなり満たしています。
さらに銀行セクター全体も、
・日銀の金利正常化
・利ざや改善
・過去最高益更新
・増配・自社株買い
というファンダメンタルズの追い風があります。
一方で、モメンタムファンドやCTA(システマティック運用)は銀行株という業種を買うのではなく、相対的に強い銘柄やセクターを買う傾向があります。
そのため、資金の流れとしては
三菱UFJが組み入れられる
三井住友FG、みずほFGなど同業にも資金が波及する
銀行セクターETFやTOPIXバリュー指数にも資金が入る
という展開は十分考えられます。
ただし注意点もあります。モメンタム資金は「上昇している間」は強い味方ですが、トレンドが崩れると機械的に売却するケースが多く、資金流入と流出のスピードが速い特徴があります。そのため、銀行株が今後も買われ続けるかどうかは、金利環境や業績が引き続き強いかどうかに左右されます。
現状を見る限りでは、「銀行株は低PERだから敬遠されるセクター」から、「利益成長と株価上昇を兼ね備えたモメンタム銘柄」へと市場での位置づけが変わりつつあると言えます。
