この間の決算発表で株主還元策として自社株買いを10月末までに8000億円行う事を発表した
これだけでもインパクトがあるが、それよりも大きな影響があるのがTOPIX組み入れ比率の上昇
これにより現時点では、市場で最も引用されている試算は約3兆円のパッシブ買い需要です。
背景は、キオクシアの浮動株比率(FFW)が大幅に引き上げられる可能性が高く、TOPIXのウェートが約3倍になるとの見方です。JPXも、市場インパクトを抑えるため、このFFW変更を2026年10月末と11月末の2段階で反映すると発表しています。SMBC日興証券のクオンツ試算として報じられている内容は以下の通りです。FFW:15% → 50%
TOPIXウェート:約2.68%(従来の3倍超)
TOPIX連動ファンド等からの買い需要:約3兆円3兆円という規模感仮に株価を5万円前後とすると、3兆円 ÷ 5万円 ≒ 6,000万株となり、非常に大きな需給イベントです。実際の買い方JPXは需給への影響を考慮し、10月末、11月末の2回に分けて組み入れ比率を引き上げる予定です。したがって、インデックスファンドやETFも通常は2回に分けて売買することになります。注意点3兆円はあくまでFFWが50%になるTOPIX連動資産残高リバランス方法などを前提とした証券会社の推計値です。実際のフローは、10月7日にJPXが公表予定の新FFWリバランス直前の株価、TOPIX連動資産の規模によって前後します。そのため、現実的には2.5~3.5兆円程度のレンジで考える市場参加者が多い状況です。
