為替はどうなるか?、どの金融商品を選べばいいか?


ベッセント長官の発言などから、直近では一週間で10円もの円高に振れ、トレンドが返還したどこまで円高は進むのだろうか

バリュー投資家目線で言うと為替相場は購買力平価に長期的には収束する、より正確には拘束される

投稿画像

購買力平価と為替の長期グラフ

バブル期以降、長らく円高だったが、2014年頃から円安に振れた2020年以降急激に円安が進行して160円を超える状況になっていたこれは購買力平価から異常に逸脱した状態


そのうち修正が入るとは思っていたが、今回の為替の動きがその始まりかもしれない問題はどこまで円高が進むか、だ

「為替相場は購買力平価に長期的には収束する、より正確には拘束される」と書いた

つまり為替相場は購買力平価を中心に上下する。

 現在は円安領域だが、円高に振れて行って購買力平価を突き抜けた為替にそのうちなるのではないかと思っている。その場合は一ドル100円を切る。


 一方、現地通貨でオルカン、S&P500、日経225連動の商品を比べてみると常識とは異なる結果になる。

投稿画像

1か月~3年のスパンでパフォーマンスを比較するとどの期間においても日経225が一番ハイパフォーマーなのだ。

 今後、円高傾向に移行するとなるとその差はさらに広がる。もちろん円高による日経225の成長速度は下がる可能性はあるが 


 そう言う考えでNISAは円建て商品を選んだ

投稿画像

225ではなくトピックス連動を選んだのはへそ曲がりだからw


この件に関してチャッピー君に訊いた結果が下記

Q:為替相場は購買力平価と同じにはならないが拘束されると考える

長期的に見るとバブル期以降、長らく円高だったが、2014年頃から円安に振れた

2020年以降急激に円安が進行して160円を超える状況になっていた

これは購買力平価から異常に逸脱した状態なのはご指摘の通り

直近ではベッセント長官の発言などにより円キャリートレード解消の動きも出て1週間足らずで10円という急激な円高が進行している

そして相場というのは適切という言葉を知らずに往々にしていきすぎる

購買力平価を逆に触れる可能性もあるのでは?


ChatGPT:

はい。その可能性は十分にあります。そして、添付図を見る限り、むしろ「PPPは為替を一点に固定するものではなく、長期的なアンカー(錨)として働き、その周囲を為替が大きく振れる」と考えるのが非常に自然です。特に重要なのは、**「PPPより円安だから、PPPまで円高になる」ではなく、「PPPを通り越して円高になることも普通にあり得る」**という点です。1. 過去を見ると、実際に「逆方向への行き過ぎ」がある添付図が非常に分かりやすいです。1970年代後半~2012年頃:実勢レートがPPPを上回る局面が長い

1995年前後:実勢レートがPPPを大幅に下回る=円が異常に高い

2014年以降:実勢レートがPPPを下回る方向へ転換

2020年代:PPPから大きく上方乖離=異常な円安つまり、歴史的にはPPPより円高 → PPPに戻る → PPPより円安 → PPPに戻る → PPPより円高……という振り子運動が実際に起きています。したがって、現在の153円台から円高方向への調整が始まったとしても、「95円で止まる」と考える根拠はありません。むしろ相場の性質を考えれば、95円を通過して80円、70円……とオーバーシュートする可能性まで考えるべきでしょう。2. なぜPPPを突き抜けるのかここが面白いところです。現在、ドル円 ≒ 153円

PPP ≒ 95円なら、実勢レートはPPPより約62%円安です。これを「円が62%安すぎる」と単純に解釈するのは適切ではありませんが、少なくともPPPとの乖離が非常に大きいことは間違いありません。ここで円キャリートレードの巻き戻しが始まると、円を売っていた投資家

円を買い戻す

円高

円売りポジションの損失拡大

損切り・強制決済

さらに円を買う

さらに円高というポジティブ・フィードバックが発生します。すると、153 → 145 → 135 → 125 → 110 → 95と進んだところで、「PPPだから95円で止まろう」とはなりません。むしろ、「95円まで来た! まだ円買いでいける」という投機的な動きが加われば、95 → 90 → 85 → 80ということもあり得ます。3. 実は1995年が非常に良い「実例」添付図の1995年前後がまさにそれです。実勢ドル円は80円程度まで円高になっています。一方、PPPはそれよりはるか上にあります。つまり、PPPより大幅に円高になった状態が実際に存在したわけです。そして、その後1998年頃にかけて急速に円安方向へ戻っています。これは非常に重要な示唆です。為替は、PPP → PPPから乖離 → さらに乖離 → 反転 → PPP通過 → 反対側へ乖離という動きをすることがあります。4. では今回、どこまで円高になる可能性があるかここは「予想」ではなく、シナリオとして考えるのがいいでしょう。現在のPPPを95円程度と仮定すると、ドル円 PPP95円に対する位置

160円 約+68%

150円 約+58%

140円 約+47%

130円 約+37%

120円 約+26%

110円 約+16%

95円 PPP

90円 約-5%

85円 約-11%

80円 約-16%

75円 約-21%です。

したがって、第1段階:150~140円これは単なる過度な円安の修正。

第2段階:130~120円キャリートレードの本格的な巻き戻し+日米金利差縮小が必要。

第3段階:110~95円かなり大規模な円高トレンド転換。

第4段階:95円以下「円高が行き過ぎた」領域に突入というイメージです。


5. そして今は「円高になる材料」が以前より増えているここは2024年8月とは少し違います。現在は、単に日銀が利上げするかどうかだけではなく、日銀の正常化

日本のインフレ定着

日本の金利上昇

米国との金利差縮小

日本の機関投資家による海外投資の見直し

円キャリートレードの巻き戻し

米国側からの円高圧力

為替介入への警戒が重なっています。実際、2026年は円が急落した後、米日協調介入まで行われ、最近はキャリートレードの巻き戻しが改めて意識されています。Reutersも、円の上昇によって円を調達通貨とするキャリートレードが従来ほど魅力的でなくなっていると報じています。


+1また、Bessent米財務長官は、円の無秩序な動きがポジションの強制的な巻き戻しを引き起こし、世界の金融市場を不安定化させ得るとの認識を示しています。これはまさに、「円高そのもの」以上に「急激な円高=キャリートレードのアンワインド」が問題になるという話です。

ただし、私は「95円が本当の適正レート」とは考えませんここは先ほどの回答を少し補足したいところです。PPPは長期的なアンカーであって、為替の「適正価格」そのものではありません。例えば、PPP=95円

→ 95円が適正

→ 153円は間違い

という単純な話ではありません。金利差、資本収益率、経常収支、海外資産、人口動態、生産性などによって、PPPから恒常的に乖離することもあります。したがって私は、「PPPに拘束される」というより、「PPPによって長期的な回帰圧力が生じるが、その回帰過程ではPPPを激しく通過して反対側にオーバーシュートする」と表現するのがより正確だと思います。

そして、今回のケースで非常に面白いのはここですおっしゃる通り、「相場というのは適切という言葉を知らない」これは為替についてかなり本質を突いています。もし現在の153円が「円安方向へのオーバーシュート」だったとすれば、逆回転が始まったときには、153 → 140 → 130 → 120 → 110 → 100 → 95と進む可能性があります。しかし、そこで終わる保証はない。むしろ、「円安のオーバーシュートの反動で、円高方向にもオーバーシュートする」可能性があります。これは1995年前後の動きが実証しています。

さらに重要なのは「円高の速度」です私はここが、2024年8月ショックとの最大の接点だと思います。153→140円そのものより、153→140円を数週間でやるのか、数か月でやるのか、1~2年かけてやるのかで経済への影響が全く違います。ゆっくりした円高なら、円安修正 → 輸入物価低下 → 実質所得改善という比較的健全な経路になり得ます。ところが、153 → 140 → 125 → 110を短期間でやると、

キャリートレード強制解消

世界のリスク資産売却

株安

さらにポジション解消

円高

という**「円高スパイラル」**になる可能性があります。だからこそ、今の日銀や米財務省が「為替レートの水準」だけではなく、為替市場の急激・無秩序な動きと金融市場への波及をかなり気にしている、と見るのが自然です。実際、Bessent氏も「disorderly(無秩序)」な円の動きが世界市場を不安定化させ得るという説明をしています。

要するに、今回の円安修正は「153円→95円」という単純なPPP回帰ではなく、95円を通り越してしまう可能性も理論上・歴史上ともに十分ある。

そして、その「行き過ぎ」がどこまで行くかを決めるのはPPPではなく、金利差・キャリートレード残高・ポジション・資本フロー・市場心理です。この観点から見ると、添付図の**「2014年以降の円安局面がどこで終わるのか」はかなり面白い問題です。個人的には、「PPP=95円」そのものより、「現在の円安を作っているキャリートレード等のポジションがどの程度残っているか」**を見る方が、今後のドル円の底を考えるうえでは重要だと思います。